消防団裏物語

消防団員の虚しい真実

日常2

ブッブーン

あ、メール 

ああ担当地域で火事だ。またかよw

「あ、火事だから行ってくる。」

「いってらっしゃい。」

急いで詰所へ行く。平日の昼間だけあって、俺ともう1人しかいなかった。

そこへもう1人。いつも厳しい顔をしているツルッパゲの副分団長が来た。

「あ、もう鎮火したみたいだから。」

「え?」

役員ともなると自宅に無線を置くのだ。

帰っていいらしい。気持ちが追い付かない。出動準備していたポンプ車を車庫に戻す。

そこへ分団長が到着。

「消えたみたいだから帰っていいよ。解散!」

「はい。。。」

 

まあ良かったか